森林の管理を進めたい

森林相談マニュアル

森林に対してよくある相談である1.伐採してほしい、2.植えてほしい、3.売りたい、4.森林の整備をしてほしい時の手続きについてお答えします。

1.伐採したい
どのような場所でどのような木がありますか?木の年齢など大まかな森林の概況を教えてください。

それをもとに現地を確認します。

(一般的に、庭木等は山林の立木と比べ、あまり高く売れません。)

2.植えてほしい
どのような樹種をどれくらい植えたいですか?

国からの補助金が交付される可能性が高いので、まずは補助金の前提となる「森林経営計画」というものを作成できるか確認させていただきます。

「1.伐採したい」と連動したご相談であれば、より効果的な方法を提案できる可能性あります。

3.売りたい
売りたいのは立木だけですか?土地ごとですか?

いずれの場合も現地を確認させていただいて、必要な経費と概算の売却額から構成されるお見積もりを作成いたします。
※『森林経営計画』の対象森林は、売買・譲渡の際、税務上の控除対象となる場合があります(詳細は専門家の判断が必要になります)

 

4.森林の整備をしてほしい
森林を良くするための様々な手入れの提案をさせていただきます。

手入れのうち、間伐等は国からの補助金が出る可能性が高いので、補助金の前提となる「森林経営計画」というものを作成できるか確認させていただきます。

場合によっては、県民税を活用した間伐ができる可能性もあります。

※上記の相談すべてにおいて、森林の正確な位置情報(地番)が必要となります。

 ご相談者様の記憶を頼りに進めてしまうと、誤って隣の森林を伐ってしまう可能性もあることから、対象森林の「地番」が含まれた固定資産税納税通知書をご準備いただき、相談時に確認させてください。(県森連の個人情報管理規定に基づき適正に管理します)
 もし、提出が困難な場合には、正確な地番を口頭で聞き、法務局で確認することが必要となります。(この場合、実費を請求させていただきます)