森林組合、森林組合連合会は、それぞれが独自の事業を運営している経済事業体です。
それらが連携して「森林組合系統」というゆるやかなネットワークを形成することによって、ひとつの組合では実施が困難な事業も、組合同士の相互応援あるいは森林組合と組合連合会との合同で実現しています。
岩手県森林組合連合会(岩手県森連)のバックアップ機能
岩手県森連は、森林施業プランナー、造園施工管理技士、土木施工管理技士などの有資格者を擁する専門集団であり、県下の全森林組合の業務内容、人材の配置状況も把握しております。
問い合わせを受けた業務について、その地域や内容ごとに、森林組合職員の推薦を行ったり、連合会としても可能な支援体制や担当役割について協議します。
森林組合とは
森林所有者が出資し、「森林組合法」に基いて組織される協同組合。
- 組合数:18
- 組合員:43,493人
- 組合員所有の森林面積:493,428ha
- 所属する作業班員(現場で作業する人):521人
- 県内の事業総取扱高:7,404百万円
(いずれも平成29年実績)
「岩手県森林組合連合会」とは
森林組合が出資し、「森林組合法」に基いて組織される連合会。
- 役員(森林組合長が兼務):11人
- 職員:37人
- 出資総額:361百万円
- 年間総事業取扱高:5293百万円
(いずれも令和元年実績)
森林組合系統ができること
- 山をできるだけ壊さないノウハウでの間伐や伐採
- 緑が確実に根付くための植林作業
- 伐採した木材(丸太)の販売
- 木炭、山の特産物、木材加工品などの販売
- 森林作業を応用した都市部の緑化作業
- 地域に根ざしたさまざまな環境保全活動
- 県産材住宅の斡旋と建築材の販売
有資格者(岩手県森連)
- 森林施業プランナー 2名
- 岩手県林政総合アドバイザー 2名
- 森林組合監査士 8名
- 林業技士 5名
- 測量士 4名
- 1級土木施工管理技士 2名
- 2級造園施工管理技士 1名
- 2級造園技能士 1名
- 福祉住環境コーディネーター(2級) 1名